引っ越しが決まると、次に気になるのが家具とインテリアです。
プロに頼んでみたいけれど、いくらかかるのか分からない。
そう感じて、依頼をためらう方は少なくありません。
この記事では、東京でインテリアコーディネートを依頼するときの費用を、内訳ごとに整理しました。
相場の幅、費用の内訳、見積もりで確認したいこと、引っ越しのときに相談する時期の目安まで、順にお伝えします。
読み終えるころには、ご自身の予算でどこまで頼めるかが見えてくるはずです。
引っ越し・新居のお部屋づくりをまとめて相談したい方は、インテリアコーディネートの依頼ページもご覧ください。
東京のインテリアコーディネート費用の相場
デザイン料の相場は2.5万円〜16.5万円ほど

インテリアコーディネートの費用は、まず「デザイン料」から考えます。
デザイン料とは、ヒアリングをもとにレイアウトや家具の組み合わせを提案してもらうための費用です。
公開されている情報を見ると、金額には幅があります。
東京の相場として「プラン作成のみで3万円〜10万円」と紹介している会社があります。
個人のコーディネーターに頼む場合は「5万円〜15万円くらい」とする解説もあります。
複数の会社の料金を並べた比較サイトでは「25,000円〜165,000円」とまとめられています。
| 出どころ | デザイン料の目安 |
|---|---|
| コーディネート会社の解説(東京) | プラン作成のみ 3万円〜10万円 |
| オンラインコーディネート会社の解説 | 個人への依頼 5万円〜15万円 |
| 料金の比較サイト(各社比較) | 25,000円〜165,000円 |
※公開されている各社の料金を3つ確かめた範囲です(2026年10月時点・nicomade調べ)。
幅が大きいのは、会社ごとに含まれる内容が違うからです。
提案が1部屋分なのか、家全体なのか。
現地での採寸があるのか、オンラインだけなのか。
金額だけを比べず、何が含まれているかを先に確認しましょう。
料金の決まり方は3つの型に分かれる

デザイン料の決め方は、大きく3つあります。
1つ目は、部屋の数や広さで決まる型です。
「1部屋いくら」「◯㎡までいくら」と決まっているので、頼む前に金額が読めます。
2つ目は、時間で決まる型です。
相談1時間ごとに費用がかかるため、短い相談には向いています。
一方で、打ち合わせが増えると合計が読みにくくなります。
3つ目は、家具の購入額に応じて決まる型です。
家具を買うことを条件に、デザイン料を無料や割引にしている会社もあります。
この場合は、選べる家具の範囲が決まっていないかを見ておくと安心です。
デザイン料のほかにかかる費用

見落としやすいのが、デザイン料以外の費用です。
インテリアコーディネートの総額は、次の3つを足したものになります。
- デザイン料(提案の費用)
- 家具・照明・カーテンなどの商品代
- 配送・組み立て・設置の費用
総額の大半を占めるのは、商品代です。
デザイン料だけを見て会社を選ぶと、あとで合計に驚くことがあります。
見積もりをもらうときは、この3つが分かれて書かれているかを確認してください。
依頼先によって費用のかかり方が違う
同じ「インテリアコーディネート」でも、依頼先によってお金のかかり方は変わります。
| 依頼先 | デザイン料 | 選べる家具 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| 家具店のコーディネート | 無料〜低めのことが多い | そのお店の商品が中心 | 買うお店が決まっている方 |
| オンライン専門のサービス | 低め | 提案のみで、購入はご自身で行う形が多い | 提案だけ欲しい方 |
| 個人のコーディネーター | 人によって幅がある | 人によって違う | 相性のよい方を見つけた方 |
| コーディネートの専門会社 | 部屋数や広さで決まることが多い | 複数のメーカーから選べる | 提案から設置まで任せたい方 |
どれが正解ということはありません。
「提案だけ欲しいのか」「設置まで任せたいのか」で、合う依頼先が変わります。
依頼先の選び方は、インテリアコーディネート会社の選び方で詳しくまとめています。
nicomadeの料金
デザイン料は1部屋45,000円から

nicomadeのデザイン料は、45,000円〜(税別・1部屋30㎡まで)です。
初回のご相談は無料です。
デザイン料は、ご依頼いただく部屋の数と広さで決まります。
お部屋を追加する場合や、30㎡を超える場合の金額は、間取り図を拝見してお見積りでお伝えします。
ご提案の修正は、2回まで無料です。
家具は1,000ブランド以上から選定します。
特定のメーカーの商品だけで組むことはありません。
すべてのお部屋を頼む必要はありません。
LDKだけ、LDKと寝室だけ、というご依頼もお受けしています。
照明とカーテンだけ整えたいお部屋のためのプランもあります。
デザイン料に含まれるもの

基本プランのデザイン料には、次の内容が含まれます。
- オンラインでのヒアリング
- 家具のレイアウトのご提案
- 家具・照明・カーテン・小物5点のご提案と商品リスト
- ご提案の修正(2回まで)
一方、次のものはデザイン料に含まれません。
- 家具・照明・カーテンなどの商品代
- 配送・組み立て・設置の費用
- 現地での採寸、CGパース(オプション)など、追加でお選びいただく項目
CGパースとは、完成後のお部屋を立体の絵で確かめるための資料です。
現地での採寸は、搬入の経路や窓まわりの寸法を確かめたい方におすすめです。
図面と写真があれば、採寸なしでオンラインだけで進めることもできます。
「どこまでがデザイン料か」は、会社によって線の引き方が違います。
ほかの会社と比べるときも、この2つのリストを基準にすると比べやすくなります。
家具代と配送・設置の費用

家具・照明・カーテンの代金は、デザイン料とは別にお見積りします。
ご予算に合わせて選ぶので、金額はお客様ごとに変わります。
配送・組み立て・設置の費用も、家具の内容に合わせてお見積りします。
大型の家具が多い場合や、階段での搬入がある場合は変わることがあります。
見積もりでは、デザイン料・家具代・配送設置費を分けてお出しします。
nicomadeでは、ご提案をするコーディネーターとは別に、発注と配送の手配を受け持つ専任のディレクターがいます。
提案する人と手配する人が分かれているので、品番・サイズ・納期を二人の目で確かめてから発注できます。
総額と予算の考え方
総額を左右するのは家具のご予算

インテリアコーディネートの総額のうち、大きな割合を占めるのは家具・照明・カーテンの商品代です。
デザイン料は、総額の一部にとどまります。
「総額でいくらまで」と先に決めてお伝えいただければ、その中で配分をご提案します。
ご自身の間取りでの金額は、無料相談のあとにお見積りでお出しします。
予算を抑えたいときの考え方
総額を抑える方法は、いくつかあります。
まず、依頼する部屋を絞ることです。
長く過ごすLDKだけを頼み、寝室はご自身で整える方もいます。
次に、今お持ちの家具を活かすことです。
使い続ける家具をお伝えいただければ、それに合わせて新しく買うものを選びます。
最後に、買う順番を分けることです。
入居のときはソファやベッドなど大きな家具だけをそろえます。
ラグやアートは、暮らしながら足していく進め方もできます。
見積もりで確認したい5つのこと
内訳が3つに分かれているか
デザイン料・商品代・配送設置費が分かれているかを見ます。
「一式」とだけ書かれた見積もりは、あとから何が増えたのか分かりにくくなります。
修正は何回までか
提案を見てから、変えたいところが出てくるのは自然なことです。
修正が何回まで料金に含まれるか、超えたらいくらかを確認しましょう。
採寸と搬入の確認はだれがするか

家具が入らない、という失敗は搬入の経路で起きます。
エレベーター、玄関、廊下の曲がり角の寸法を、だれが確かめるのかを聞いておきます。
家具はどこから選べるか

選べるメーカーが決まっているのか、広く選べるのかで、提案の幅が変わります。
お気に入りのブランドがある方は、取り扱えるかを先に聞いておくと安心です。
納品までの期間
家具には、注文してから作るものがあります。
入居の日に間に合わせたい場合は、提案までの日数と納品までの日数を分けて確認してください。
費用でよくある失敗
デザイン料の安さだけで選ぶ
デザイン料が安くても、家具の選択肢が限られていると、総額は下がらないことがあります。
比べるときは、デザイン料ではなく総額で見るのがおすすめです。
配送と設置の費用を見込んでいない
大型の家具は、玄関先までの配送と、お部屋での組み立て・設置で費用が変わります。
梱包材の引き取りが含まれるかも、見ておきたい点です。
家具代だけで予算を組むと、ここで予算を超えてしまいます。
家具を先に買ってしまう

引っ越しの前後は、決めることが多い時期です。
急いでソファやベッドを買い、あとから相談される方もいらっしゃいます。
その場合、買った家具に合わせて残りを選ぶことになり、選べる幅が狭くなります。
大きな家具ほど、買う前のご相談が費用の面でも有利です。
引っ越しのときは、いつ頼むか
家具を買う前に相談する

引っ越しでのご相談でいちばん多いのが、「先に買った家具が合わなかった」というお話です。
サイズは測ったのに、置くと通路が狭い。
1つずつ選んだら、色や高さがそろわない。
家具は買ってから戻すのが難しいため、買う前のご相談をおすすめします。
入居の1か月半〜2か月前が目安
nicomadeでは、ご提案までに約1週間、家具の納品までは約1か月半が目安です。
受注生産の家具を選ぶ場合は、さらに時間がかかることがあります。
入居の日に家具がそろっている状態にしたい方は、入居の1か月半〜2か月前までにご相談ください。
物件が決まる前でも、ご相談はできます。
間取り図があれば、置ける家具の大きさや配置の方向をお伝えできます。
内見の段階で相談して、物件選びの参考にされる方もいます。
入居してからでも遅くない

すでに入居している場合も、ご依頼いただけます。
今のお部屋の写真と間取り図をもとに、残す家具と買い足す家具を整理します。
依頼の流れを詳しく知りたい方は、インテリアコーディネート依頼の流れと費用もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 初回の相談に費用はかかりますか?
初回のご相談は無料です。
オンラインで、お部屋の状況とご希望を伺います。
ご相談のあとにお見積りをお出しし、ご納得いただいてからのご契約になります。
Q. 1部屋だけでも依頼できますか?
1部屋からご依頼いただけます。
LDKだけ、寝室だけというご依頼も多くあります。
1部屋・30㎡までなら、デザイン料は45,000円(税別)からです。
Q. 賃貸でも依頼できますか?
ご依頼いただけます。
賃貸では壁や床を変えにくいので、家具・照明・カーテン・ラグで印象を整えます。
退去のときに元に戻せる範囲でご提案します。
Q. 東京以外でも頼めますか?
オンラインで全国からご依頼いただけます。
現地での採寸をご希望の場合は、場所によって交通費などをご相談することがあります。
Q. 家具は自分で買ってもいいですか?
ご提案した家具は、nicomadeでまとめて手配します。
ご提案は担当のコーディネーターが行い、家具の発注と配送の手配は専任のディレクターが担当します。
提案する人と手配する人を分けて、品番・サイズ・納期を別の目で確かめています。
お持ちの家具や、すでに購入を決めている家具がある場合は、先にお知らせください。
Q. 予算が少なくても頼めますか?
ご予算に合わせてご提案します。
依頼する部屋を絞る、今ある家具を活かす、買う順番を分けるなど、進め方はいくつかあります。
総額のご希望を先にお伝えいただくと、配分を考えやすくなります。
Q. 依頼から納品まで、どのくらいかかりますか?
ご提案までに約1週間、家具の納品までは約1か月半が目安です。
選ぶ家具やご提案の修正の回数によって、前後することがあります。
Q. 支払いはいつですか?
デザイン料は、ご契約のときにお支払いいただきます。
家具代と配送設置費は、内容が決まったあとにお見積りし、ご入金を確認してから発注します。
まとめ

東京でインテリアコーディネートを依頼する費用は、デザイン料・家具代・配送設置費の3つに分かれます。
デザイン料の相場は2.5万円〜16.5万円ほどで、含まれる内容によって幅があります。
総額を決めるのは家具のご予算なので、見積もりは内訳を分けて確認しましょう。
nicomadeのデザイン料は、1部屋45,000円(税別・30㎡まで)からです。
引っ越しが決まったら、家具を買う前に一度ご相談ください。
間取り図が1枚あれば、置ける家具と費用の目安をお伝えできます。