デザイン事例

これまでの施工・デザイン事例をご紹介いたします。

民泊の施工事例 case study

多彩な個性を持つ民泊施設のインテリアデザイン

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Information

基本情報

間取り LDK+洋室4部屋
テイスト ホテルライク
建物 マンション
家族構成 民泊

東京都内の閑静な住宅街に位置する本物件は、贅沢な空間設計と細部へのこだわりを備えた、複数の個性的な部屋を有する民泊施設です。当初のプロジェクトでは、オーナー様の具体的なイメージが定まっていない状況からのスタートとなりましたが、プロジェクトチームとの綿密な打ち合わせを重ねる中で、各部屋にそれぞれ異なる魅力的な個性を持たせるというユニークな方向性が見えてきました。この斬新なアプローチにより、一つの施設の中に多様な空間体験を提供できる、魅力的で価値の高い施設を創出することができました。

nicomadeのプロジェクト実績

nicomadeでは、住空間のデザインに関する豊富な経験と専門知識を活かし、個人宅のインテリアデザインにとどまらず、オフィスや民泊施設まで幅広い空間づくりに対応しています。

経験・知識豊富なデザインチームが、プロジェクトごとに異なるニーズや要望に応えながら、機能性と美しさを兼ね備えた空間を作り出します。また、内装工事についても自社で対応可能な体制を整えているため、デザインから施工までをワンストップで提供可能です。

物件概要

  • 所在地:東京都内
  • 用途:民泊施設
  • 構成:
    • メインエリア:リビングダイニング×1・寝室×3・和室×1
    • 別室エリア:ダイニングキッチン×1・寝室×1

プロジェクトの経緯

今回は、インテリアデザインの相談を受ける前段階として、ディレクターによる詳細な現地調査を実施しました。物件内の部屋数が多く、各部屋について丁寧な採寸を行い、家具のレイアウトの可能性について具体的な検討を重ねる必要があります。また、それぞれの空間の持つポテンシャルや制約条件を細かく確認しています。

具体的には、部屋ごとの採光状況や既存設備の配置などを含めた綿密な状況確認です。

この段階においては、オーナー様の具体的なイメージが完全には固まっていませんでした。「nicomade公式LINE」を使い、密なやり取りを行いましたが、希望イメージは二転三転する状態です。

オーナー様とデザイン打ち合わせの前に、ディレクターとデザイナー間で何度も打ち合わせを繰り返し、望まれる空間のデザインや用途について、様々なアイデアが検討される状況が続きました。

  • 渋谷へのアクセスがよい立地から「渋谷カルチャー」を意識したほうがよいのでは?
  • ラグジュアリーホテルのスイート感あふれる雰囲気を出すのはどうか?

このように、nicomdeのプロジェクトチームは、各空間の方向性について複数の選択肢を用意して、面談前の準備を進めました。

デザインアプローチ

初回の面談では、部屋ごとに違う色をメインにした空間づくりを提案しました。それぞれの部屋に独自の色使いを取り入れることで、個性的な雰囲気を演出できるのではないかと考えたからです。この提案をお聞きになったオーナー様からは、前向きな反応をいただきました。こうした話し合いを通じて、各部屋が民泊サイトで目を引く個性的なデザインとなるよう心がけました。また、施設全体の統一感も意識し、以下のようなデザインプランを作成していきました。

1. リビングダイニング+寝室1

既存のクラシカルな内装の良さを活かしながら、モノトーンを基調としたシックでモダンな空間に仕上げています。落ち着いた大人の雰囲気を演出し、くつろぎの時間を過ごせる空間としました。ダイニングテーブルは伸長式を選び、使用人数が多いときは伸ばして広く使い、少人数利用の場合はコンパクトにして空間を広く使えるようにしています。寝室はベッドサイドテーブルを置くスペースが取れなかったため、ベッドヘッドに収納スペースが備えられているタイプを選定。足元側には、パーソナルチェアを置きリラックスできる空間を設けました。

2. 寝室2

ブルーとオレンジをアクセントカラーとして採用し、活気とエネルギーを感じられる空間を作りました。カラフルでありながらも洗練された雰囲気を保つよう、バランスに配慮しています。ダブルベッド2台の間のサイドテーブルを設置には、東京観光ガイドブックを設置。また、デスクを置きワークスペースとしても活用できるようにしました。

3. 寝室3

ピンクを効果的に使用したエレガントな空間です。色使いは大胆でありながらも、上品さを失わない調和のとれたデザインを実現しています。スペースに限りがある空間ですが、収納前にはスツールとテーブルを置き、ベッド以外でもゆっくり過ごせるようにしました。

4. 和室

伝統的な和の要素を残しつつ、モダンな要素を取り入れることで、現代的な和の空間を演出しています。こたつや抹茶セット・竹炭などの和を感じられるアイテムを配置して、海外からのゲストにも日本文化を体験していただける工夫を施しました。

5. 別室(DK+寝室)

イエローとブラックという大胆な配色で、インパクトのある空間を目指しました。アートポスターを効果的に使用して、空間の印象を劇的に変化させています。ダイニングキッチン付きの部屋ですが、統一感が出るようにダイニングチェア・テーブルもイエローとブラックのカラーコンセプトに合わせたものを選びました。

プロジェクトにおける課題と解決策

複数の部屋を同時にデザインするプロジェクトを進めるなかで、私たちは次のような課題に直面しました。

  • 予算の使い方:部屋がたくさんあるため、必要な家具や小物の数も大量です。限られた予算を各部屋にうまく配分しながら、それぞれの部屋の価値を最大限に引きだす必要があります。そこで、アイテムの選び方や置き方を何度も検討し直しました。
  • 在庫の問題:納品まで時間がないなかでの課題の一つが、複数の部屋で使う家具や装飾品の中には、提案商品の売り切れや入荷までに時間がかかるものがあることです。そのようなアイテムが相次ぎ、デザインのよさを保ちながら、似たような商品を探したり、新しいデザインを提案したりして対応に追われました。
  • 全体の調和:各部屋にそれぞれの個性を持たせながら、建物全体としてまとまりのある空間にする必要がありました。そこで、色使いやデザインの選び方を細かく調整し、全体的な統一感を保ちながら、各部屋の特徴が引き立つよう工夫しています。

民泊プロジェクトの成果

ご依頼時、オーナー様のなかでは、施設のインテリアをどのような雰囲気にしようか決まっていませんでした。しかし、その後の話し合いで、各部屋に独自の色使いを取り入れることで、それぞれの空間にはっきりとした個性と目的を持たせるプランに。

この工夫のおかげで、いろいろなお客様の好みや使い方に合わせられる、柔軟性の高い民泊施設が作れました。とくに注目してほしいのが、アクセントクロスの効果的な使い方です。もともとの柄クロスが貼り分けられたクラシカルな空間を活かすだけでなく、シンプルな寝室には異なる色のアクセントクロスをうまく配置することで、それぞれの空間に独自の魅力と個性を出すことができたのではないでしょうか。

部屋のカラーを変えるコンセプトにより、印象的な宿泊施設が完成し、民泊サイトでも目を引く空間になった事例です。また、日本文化を体験できる要素を取り入れることで、インバウンド需要にもこたえる付加価値の高い空間になりました。

民泊施設やレンタルスペースのデザイン・施工はnicomadeへ

nicomadeは、民泊施設やレンタルスペースのデザイン・施工においても、豊富な実績と確かな技術力を持っています。今回の事例のように、オーナー様のご要望に合わせて、個性的で魅力的な空間づくりを提案可能です。

デザインから施工までをワンストップで提供できる体制を整えており、家具のコーディネートやカラースキームの設計・施工管理まで、プロジェクト全体を一貫してサポート。宿泊者の利便性や快適性を考慮しながら、施設の価値を最大限引き出す空間デザインを実現します。民泊施設やレンタルスペースの新規開設・リノベーションをお考えの方は、ぜひnicomadeにご相談ください。

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