COLUMN
退去のときに困らない、オフィス内装の決め方
賃貸オフィスの内装は、出るときのことまで考えて決めると、あとの負担が変わります。
監修:三谷 柊(二級建築士)/nicomade office
原状回復とは
賃貸のオフィスは、退去するときに、借りたときの状態に戻す必要があります。
これを原状回復といいます。
どこまで戻すかは、契約書に書かれています。
住まいの賃貸と違い、オフィスでは、借りた側が広い範囲を負担する契約が多く見られます。
内装を決める前に、まず契約書のこの部分を確認します。
つくり込むほど、戻す費用も増える
壁を立てる、床を張り替える、天井に照明を足す。
こうした工事は、入るときだけでなく、出るときにも費用がかかります。
何年くらいそのオフィスを使う予定かを考えて、工事の範囲を決めるのがおすすめです。
戻しやすい内装にする3つの方法
1つめは、置き家具を中心に組むことです。
間仕切りの代わりに、棚やパーテーションで場所を分けます。
移転先にもそのまま持っていけます。
2つめは、戻しやすい仕上げを選ぶことです。
床は、既存の床の上に置くタイプの床材にすると、はがすだけで戻せます。
3つめは、手を入れる場所を絞ることです。
エントランスや会議室など、印象を決める場所にだけ工事をして、ほかは家具と照明で整えます。
ビルの決まりも確認する
ビルによっては、工事の内容や、工事ができる会社、時間帯に決まりがあります。
工事の前に、管理会社への申請が必要なことも多くあります。
レイアウトを考える段階で確認しておくと、あとからの変更が少なくなります。
nicomadeの進め方
nicomadeでは、契約書の原状回復の条件を確認したうえで、内装をご提案しています。
置き家具を中心に組む、戻しやすい仕上げを選ぶなど、出るときの負担まで踏まえて考えます。
内装工事をせず、レイアウトと家具だけで整えるプランもご用意しています。