COLUMN
10〜30名のオフィスレイアウト。広さの目安と考え方
何㎡あれば何人が働けるか。席の並べ方と、あると便利なスペースをまとめました。
監修:三谷 柊(二級建築士)/nicomade office
広さの目安
オフィスの広さは、1人あたり7〜10㎡がひとつの目安とされています。
10名なら70〜100㎡、20名なら140〜200㎡です。
ただし、これは会議室や通路も含めた数字です。
席を固定しないフリーアドレスにしたり、出社する人数が日によって違う場合は、もっと少ない広さでも運用できます。
nicomadeの事例では、約93㎡に最大30名が働けるオフィスをつくっています。
先に決めるのは、席の数ではなく使い方
レイアウトを考えるとき、最初に席の数から入ると、机を詰め込むだけになりがちです。
先に整理したいのは、その場所で何をするかです。
集中して作業する、打ち合わせをする、オンライン会議をする、来客に対応する、休憩する。
この5つのうち、どれが多いかで、必要なスペースの割合が変わります。
席の並べ方
向かい合わせに机を並べる「島型」は、席数を取りやすく、会話もしやすい形です。
壁や窓に向けて並べる形は、集中しやすい一方で、席数は取りにくくなります。
10〜30名のオフィスでは、島型を基本にして、集中したい人のための席を少しだけ別に用意する形が、運用しやすいことが多いです。
音と視線に気をつける
仕切りの少ないオフィスで、最初に困るのは音と視線です。
オンライン会議の声は、思った以上に広がります。
全部を壁で区切る必要はありません。
オンライン会議の場所だけを囲う、収納家具で視線をさえぎる、といった方法で、開放感を残したまま整えられます。
図面だけで決めない
図面の上では入るように見えても、実際には通路が狭い、ということがよくあります。
人がすれ違える幅が残っているか、椅子を引いたときに後ろを通れるか。
寸法を入れたレイアウト図で確かめておくと安心です。